こんにちは、資産活用課の冨田です。
私事ですが1月にファイナンシャルプランナーの試験を控えているので、そこで今回は税金[贈与税の配偶者控除と相続時精算課税制度]についてお話しします。
贈与税の配偶者控除の主な要件とポイント
☆婚姻期間が20年以上
☆居住不動産または居住用不動産を取得するための金銭の贈与であること
☆贈与を受けた年の翌年3月15日までに居住を開始し、その後も引き続き居住し続ける見込みであること
ポイント
★同じ配偶者の間では一生に一回のみ適用
★この特例を受けるためには贈与税額が0円の場合でも、贈与税の申告書の提出が必要
相続時精算課税制度
相続時精算課税制度はとは親世代が持っている財産を早めに子供世代に移転できるように、贈与時に贈与税を軽減(2,500万円までの贈与財産は非課税、非課税枠を超える場合は一律20%で計算)し、その後の相続時に贈与分と相続分を合算して相続税を計算する制度をいいます。
選択適用の制度なので、通常の贈与税(暦年課税)として納付することもできるし、相続時精算課税制度を選択することができます。